経済学部 経済学科
憲法・民法・行政法・刑法・商法などを中心に、基礎から応用までしっかり学習し、様々な行政問題に対応できる公務員をめざすコースです。公務員合格に向けた多彩な支援も受けることができます。さらに経済学・経営学を学ぶことで豊かな法律知識やリーガルマインドに加え、企業経営や経済にも精通した人材へと成長できます。
この講義では、憲法の意義、歴史と基本原理について概観した上、基本的人権と日本の統治構造(政治機構)について学習します。
現代行政には、多様化する行政需要への対応が求められ、それらを民主的にコントロールする行政法も多様化しています。本講義では、行政法の理論や実務、裁判例を学ぶことによって、履修者自らが法の趣旨を理解し、個別の状況の中で適切に判断できるようになることを目標としています。特に、将来公共部門で働くことを希望する者にとっては、行政のあり方そのものを自身で考えることができるようになることを目標とします。
正社員であれ、アルバイトであれ仕事をしていく上で不可欠な労働法の基本構造について、初学者向けに説明していきます。近年の改正内容についても言及します。また労働法の性質の理解を促すために、他の法領域(憲法や民法など)にも関わる論点では、その法(領域)にも触れていきます。
現代の国際社会の原型は、17世紀の西欧で成立したといわれています。その国際社会が地球全体へと拡大し、多様な要素を内包していく過程を踏まえつつ、現代の国際社会が抱える問題について考えます。
この講義では、ヨーロッパの諸列強の関係を中心とし、戦争、条約、外交交渉などの形に表れた国家の対外関係について学んでいきます。
「リテラシー (Literacy)」とは、本来「読解力・記述力」の意味があります。「情報リテラシー」と同様に「数的リテラシー」とは、「(数学的な)読解力・記述力」と解釈することができます。中学校や高校まで、数学が苦手だった人もいるかと思います。ですが、ここで一度復習をして、次のステップ(大学の勉強)に進むことが大切です。是非、この機会を利用して,数学の「使い方・考え方」を身につけてください。そして、数学の「威力」を実感してください。また就職試験などでも、基礎学力・教養を問うために数学が出題されます。主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)はバランスよく身につけておきましょう。総合力が大切です。
「⺠法I(総則・物権総論)」「労働法」「行政法」を主軸に展開。特に民法の講義では実生活の身近な事象について、⺠法の概念を用いて説明できるようになることが目標。労働問題や行政活動の法的理論も養います。
高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民)/中学校教諭一種免許(社会)/宅地建物取引士 /公務員/司法書士/行政書士/社会保険労務士 etc.
・公務員試験(基礎数学を含む数的処理コース)
・公務員試験(言語能力向上を含む教養基礎力習得コース)
・地方上級行政職(都道府県・政令指定都市職員)
・地方公務員一般職(市町村職員)
・公安職(警察官・消防官・海上保安官・刑務官等)
・国家公務員一般職(省庁職員)
・国税専門官等専門職対応コース