経済学部 健康スポーツ経営学科
経営学科目と健康スポーツ科目を軸に、スポーツを多角的視点から考察し、健康管理やスポーツビジネスの発展に貢献できる人材を育成します。日本スポーツ協会公認の「スポーツ指導者」資格の理念に基づくカリキュラムを展開し、関連資格の取得が可能であることも本コースの特長。指導者としての資質を磨ける理想的な環境です。
スポーツ経営学は比較的新しい学問であり、体育・スポーツの価値を最大化し、継続的かつ効率的にその価値を享受するための、組織的活動の理論を追求していくものです。この授業を通し、体育・スポーツに対する経営学的視点を身につけます。そして、スポーツの価値の最大化とマーケットとのマッチングを目的とした自身のプランを確立することを目指します。
スポーツは「する・みる・ささえる」といった3つの要素から成り立っており、ビジネスチャンスは至るところに存在しています。これらについて学び、意見交換をしあうことで、スポーツビジネスを様々な観点から考えることができるようになります。
世界有数の長寿国、超高齢化社会をむかえている日本では、国民の「健康」への関心は高まるばかりです。また、企業による心身の健康をコンセプトとした事業展開や、マスメディアによる健康情報の提供の機会は急速に拡大しています。このような状況下で正確な知識と判断力を持ち、長く有意義な健康生活を実現していかなければなりません。
この授業では、健康問題や保健活動の現状について学習し、疾病予防、健康の保持・増進の重要性についての知識を習得することで、健康について科学的な考え方や理解を養います。
絶対解の無い多様な文脈の中で、対象者やその場における最適なコーチングを実践するための即興力の基礎を習得します。スポーツ現場におけるコーチの役割やコーチングの目的について、包括的かつ柔軟な発想で捉え、より良いコーチングとは何かという議題を追求します。また、生涯にわたって省察を繰り返し、自らの学びを深めていく意義について理解します。
ヒトの骨・筋肉、そして神経、運動器における身体運動の基礎研究をベースにヒトの体の専門知識を学習します。また、スポーツバイオメカニクスの基礎としての歩行、走行、飛ぶ、投げる、蹴るなどの動作分析を中心に身体運動を学習します。さらに、健康教育、スポーツ障害予防に役立つ基礎的かつ実践的ノウハウを習得し、スポーツトレーナー、スポーツリハビリの基礎知識の習得を目的とします。
人間の身体機能と運動を分析する「トレーニング科学」、スポーツ組織の運営に役立つ「スポーツ組織論」、ビジネスにつなげる「スポーツ経営学」などの講義が特徴的。運動学とビジネス理論の両立を実現!
中学校教諭一種免許(保健体育)/高等学校教諭一種免許(保健体育)/健康運動実践指導者 /トレーニング指導士 etc.
競技別指導員、上級指導員、コーチ、ジュニアスポーツ指導員、スポーツプログラマ-への道も拓かれています。
スポーツ施設でのインストラクターやトレーナー、医療・福祉業等でのスポーツ指導者、スポーツ関連企業での営業・事務、健康食品販売等。
所定の科目の履修(他学科履修を含む)により、上級ビジネス実務士、上級情報処理士の資格も取得できます。(3年修了時で取得可能)