本学准教授 竹川克幸先生が鹿児島県の(若手研究者育成事業)研究成発表会に参加しました。
本学准教授 竹川克幸先生が鹿児島県の(若手研究者育成事業)研究成発表会に参加しました。
本学、経済学科の准教授竹川克幸先生が3月10日(土)鹿児島市・鹿児島県歴史資料センター黎明館で開催された鹿児島県の明治維新150周年記念若手研究者育成事業の研究成果発表会に参加し、研究報告しました。
これは、竹川先生が鹿児島県の明治維新150周年記念の一環で平成29年度若手研究者育成事業の研究補助対象者に採択され、その研究成果報告会になります。竹川先生の研究テーマは「幕末薩摩藩の国事周旋と他藩対応 ~九州・太宰府における薩摩藩の五卿の警衛・応接・周旋を中心に~」ということで、本学の福岡太宰府キャンパスのある太宰府と幕末薩摩藩の関係について研究されたものです。竹川先生は鹿児島大学(法文学部人文学科日本史学研究室)のご出身であり、恩師はNHK大河ドラマ西郷どんの時代考証を担当されている原口泉先生(鹿児島大学名誉教授、鹿児島県立図書館長)です。
幕末の太宰府には西郷隆盛や西郷の盟友で清水寺成就院の勤王僧月照、坂本龍馬、中岡慎太郎ら多くの幕末の志士が太宰府(太宰府天満宮周辺)に滞在した三条実美ら五卿を訪れ「薩筑長一和、薩長和解」に向けて国事周旋に奔走しており、明治維新の策源地とも呼ばれています。現在もNHK大河ドラマ西郷どんのゆかりの地でもあり、太宰府天満宮の宝物館で幕末太宰府展も開催され大いに注目されています。
竹川先生は本学で日本史や太宰府の歴史や文化を知り地域に参加して地域経済や観光について実践的に学ぶ地域再発見の講義を担当され、また本学の公開講座や太宰府市や筑紫野市、朝倉市、ご出身の飯塚市などでもご講演され、歴史を学ぶ大切さと楽しさを幅広い世代の人々に伝え、地域の歴史文化を活用・継承する活動をライフワークとされています。
参照 ホームページ
鹿児島県明治維新150周年記念
かごしま明治維新博サイト
若手研究者育成事業研究成果発表会
研究成果報告書