都築明寿香学長がファミリービジネス特別講演会で挨拶
11月18日、ファミリービジネスの永続性を支える特別講演会が開催され、本学からも6名の先生がた及び約60名の学生が熱心に参加しました。
このファミリービジネス特別講演「ファミリービジネスの永続性に向けた世界の潮流-ファミリービジネスのガバナンスと女性の役割について考える」は、FBNジャパンおよびFBAAが共催し、日本経済大学は都築学園グループとして協賛しました。
日本には創業以来100年以上続く長寿企業が3万社以上存在し、その多くはファミリービジネスであり、日本の経済を支えています。しかし、日本ではファミリービジネスの研究は始まったばかりで、ファミリービジネスの イメージは必ずしも高くありません。そして、多くの企業が事業承継に直面し、多くの課題をかかえています。
日本経済大学は、この問題を以前から重視し、ファミリービジネス経営と長寿企業経営の講義を重点の一つとしてきました。今回の特別講演会は、日本の経済を支えるファミリービジネスの永続性を支えるため、ファミリービジネスの研究で世界的に著名な3名の方々をお招きして開催されました。
開催にあたり本学学長である都築明寿香が挨拶を行い、600年以上の歴史を持つ老舗旅館「時音の宿 湯主一條」を紹介しました。その湯主一条20代目女将の一条千賀子さんもパネリストとして参加したパネルディスカッションでは、会場からの質問も相次ぎ、活発な議論が行われました。
エール大学経営大学院マネージメント・フェローのケリン・ガーリック博士、UCLAアンダーソン経営大学院教授のコニー・ガーイック博士の基調講演も行われたほか、経営学におけるファミリービジネスの様々な事例が紹介され、盛況のうちに終了しました。
【プログラム】 <同時通訳付き>
<セッション1>
講演 ファミリービジネスが直面する世界的な課題
[講師] Kelin E. Gersick, Ph.D.
<セッション2>
講演 & パネルディスカッション:ファミリービジネスにおける女性の役割の進化
[講師] Connie Gersick, Ph.D.
[パネリスト]鎌先温泉 時音の宿 湯主一條 20代目女将 一條千賀子
[ファシリテーター] 株式会社インテグリティ 代表取締役・臨床心理士 岸原千雅子
<セッション3>
講演 世代交代のマネジメント事例紹介
[講師] lvan Lansberg, Ph.D.