日本ベテランズ国際柔道大会で本学女子柔道部の仲田直樹監督が優勝
1月21日・22日の二日間、東京都文京区の講道館で行われた日本ベテランズ国際柔道大会で、本学女子柔道部を指導している仲田直樹監督が優勝しました。
同大会は30歳以上の柔道愛好家を対象とした大会で、日頃の修行と健康増進の成果を競うとともに互いの友好や親睦を深めることを目的としています。
仲田監督は女子柔道部の指導を行う一方、「自分自身が積極的に活動する姿を見せることで,大学のPRに繋げられたら」という思いから、競技者として約8年ぶり試合に臨みました。
今後は女子柔道部の部員とともに全日本選手権への出場を目指して2月4日に行われる福岡県予選に出場する予定です。
仲田監督・女子柔道部ともに、今後の活動にご注目ください。
Interview
Q.今回、大会の優勝に対する率直な感想は?
A.正直なところ「ほっとした」というのが大きいです。今回の大会は結果が求められる大会だったのでプレッシャーがありましたし、学生にとっても「強い先生」でいたいので下手な試合はできないという気持ちもありました。
また、かつてのライバルや国際大会優勝者など元全日本強化指定選手も複数名参加しており、自分の階級にも実績ある人がいたため気合いが入りました。
Q.指導に生かしていきたいことは?
A.選手たちと同じ競技者目線で取り組むことは大事にしたいですね。
自分も試合に出ることで、試合までの取り組みやどういう準備をしていけばいいかなどを実践して伝えられます。
試合がなければウエイトトレーニング以外はなるべくやりたくないですからね(笑)
私の指導不足もあり、現段階ではうちのチームは統率力のあるリーダーが不在です。私がキャプテンみたいなことをして引っ張っていくくらいがちょうどいいです。
Q.部活を頑張る学生へメッセージ
A.普段から柔道部の学生には、「精神的につらいことは今後の人生で山ほどあるけど肉体的にこれ以上きついことはない」と伝えています。
今、本気で取り組むことは、社会に出てからも大きな自信となり、どんな困難にも負けない精神的な強さが養われると思います。
まさに嘉納治五郎先生の「なにくそ精神」です。
将来、壁にぶち当たった時「大学時代の練習に比べれば!」と歯を食いしばって立ち向かえるよう、今を全力で取り組んでほしいと思います。