第54回 学位記授与式を挙行
3月11日、本学福岡キャンパスで第54回 学位記授与式を挙行しました。
式は本学 福岡キャンパスとグループ校の福岡こども短期大学の合同で行われ、約780人の学生が参列しました。



学生を代表し、大樹生命Wリーグ2024-25シーズンのアーリーエントリー選手に選ばれた女子バスケットボール部 木下菜月さんが学位記を受け取りました。
また、特に優秀な実績を残した学生に贈られる「日経大賞」は、広島原爆資料館のウクライナ語音声ガイドのテキスト翻訳プロジェクトなどに参加し平和の尊さを伝えたワレリア・リピナさんと、2024年プロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから4位で指名を受けた林 冠臣さんが受賞しました。


その後、オンラインを通じて、駐日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキー氏からのお祝いのメッセージが読み上げられました。
今年度は10人のウクライナ留学生がダブルディグリープログラム協定によって本学の学位を授与されました。
学位記授与式の前には「ウクライナ避難民学生支援プログラム修了式」が実施され、松本一朗副学長から本学を旅立つ留学生たちに修了証が手渡されました。



ウクライナ留学生を代表して、カテリナ・マニキヴスカさんが「日本経済大学は初めて日本に来た私たちを温かく迎え入れ、学業だけではなく、日本の文化や社会を深く学ぶ機会をたくさん与えてくれました。この大学での経験は私にたくさんのものを与えてくれました。大切な友人、成長する機会、新しい夢、そして将来のキャリアにつながる道、その全てに心から感謝しております」と挨拶しました。

本学を卒業したウクライナ留学生たちは、4月から日本の企業への就職や起業などそれぞれの進路へ旅立っていきます。