【地域貢献】本学地域連携センター長竹川克幸教授が朝倉市・秋月三名君フォーラムに登壇します。
11月2日(土)、朝倉市・朝倉市総合市民センターピーポート甘木において、本学地域連携センター長で経済学科、竹川克幸教授が秋月三名君フォーラムin朝倉2024~経世済民に学ぶこと~のパネルディスカッションに登壇します。
秋月三名君とは、高鍋藩藩主の秋月種茂(鶴山)、その弟で米沢藩藩主の上杉鷹山(治憲)、秋月種茂の子で秋月藩藩主の黒田長舒(朝暘院)の、朝倉市秋月・秋月家ゆかりの藩主のことです。
秋月三名君フォーラムは、歴史や文化を共有する3つの藩の学術交流と地域連携を更に深めようと、2017年から3市町の持ち回りで開催しています。
今回の秋月三名君フォーラムは、秋月藩成立400年記念事業・秋月三名君フォーラムプロジェクトの一環で、朝倉市の主催、秋月ルネサンス協議会の企画・運営で開催されます。
秋月三名君フォーラムin朝倉2024では、「秋月三名君の経世済民の政治」をテーマに、名君の誉れが高い秋月家が生んだ三名君「秋月種茂・上杉鷹山・黒田長舒」の治世を「経世済民」の視点から洗い直し、現代社会が抱える問題を見つめ直し、未来への展望を語り合います。
竹川教授は、令和6年7月に文化庁より認定を受けた「朝倉市文化財保存活用地域計画」の策定協議会委員をはじめ、嘉麻市文化財保護審議委員会委員、(公財)亀陽文庫・能古博物館の顧問、秋月ルネサンス協議会のアドバイザー、秋陽会、秋月街道ネットワークの会、女男石会、秋月観光協会などの会員でもあります。また、朝倉市・秋月藩成立四百年記念事業の基調講演「神になった藩主 黒田長興」、NPO法人防災のことば研究会「秋月藩稽古セミナー」や秋月ルネサンス協議会歴史講演会の講師など、かつて秋月藩領であった朝倉市や嘉麻市、秋月藩の歴史・文化ともゆかりが深いです。
みなさんもこの機会に、「経済」や「経済学」の起源でもある「経世済民」の意味について、一緒に学んでみませんか。
※「経世済民(けいせいさいみん)」とは、中国の古典に由来する「世の中をよく治めて人々を苦しみから救う」意味であり、「経済」や「経済学」の用語の起源です。また、「経済」は「経世済民」の略語です。現在では、英語「Economy」」の訳語の「経済」が一般的ですが、本来は、政治・行政全般や社会・経済の統治の意味、「経世」や「経国」を指す語でした。
江戸時代の武士や学者は儒教の経典(経書)、「四書五経」を研究・解釈する学問「経学」を藩校や私塾で学びました。
【参考】
朝倉市ホームページ「秋月三名君フォーラムプロジェクト(秋月ルネサンス協議会)」
https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1714022063648/index.html
日本経済大学ホームページ(秋月ルネサンス協議会・歴史講演会)
https://www.jue.ac.jp/information/history-lecture/