【学生広報部】野球のファンになった僕
文・写真提供 アリ・アカ
6月8日(木)、人生初めて野球の試合を見に行きました。ペイペイドームに入るのも初めてだったんです。
ドームに入ると、「わあ!凄い!広い!人いっぱい!」と言いながら感動してました。
どっちを応援するの?
自分の席を見つけて座りました。ワクワクしながらドームを一周し、選手たちを観察しました。
「待って!今、僕はどっちのチームを応援するんだっけ?」と思って隣の席に座っていた佳奈さん(同じ広報部員)に聞いてみました。
「佳奈さん、僕らが応援するのはどっち?白いの方?青色の方?」
佳奈さんはびっくり顔で「当たり前じゃん!白いの方でしょ!」と教えてくれました。
白いユニフォームを着ていた選手たちはSoftBank Hawksで、その相手は Yokohama DeNA BayStarsだったんです。
試合を集中して見ていたんですが、「何も分からない」。
ルールも、点数の取り方も分からない。よく分かっていたのはチームを応援するときの歌だけだったんです。
企業研究?
その時あるものに気づきました。スタジアムのあっちこっちにいろんな企業名が書かれていました。私は今3年生なので、企業研究や自己分析をしないいけない時期です。知ってる企業もあったし、知らない企業も多かったです。
「よっしゃ!試合はよくわからないけど取り合ず企業研究しようか?」。ぜったい就活に役に立ちそうと思って頭の中で少し企業研究をしてみました。
野球をどんどん好きに
後半は、野球のことをどんどん分かるようになった気がしました。1時間半ぐらいずっといろんな企業のことを考えながら試合を見たんですが、なんかみんな前より盛り上がってると気づきました。
分からないことを全部、佳奈さんに聞いてました。佳奈さんは意外と野球のことに詳しくて一つ一つ教えてくれました。
例えば、どういうときアウトなのか、どういうとき点をとれるのか、どういうとき選手交代なのかを分かるようになってきました。
野球の基礎がある程度分かると、試合を見るのがだんだん楽しくなってきました。
試合終盤、ソフトバンクホークスが追い上げ、大勢の人々と一緒に応援しました。感動しました。
ホームのソフトバンクホークスが5対6で負けてしまったんですが、私は野球のことを好きになってよかったなあと思っています。これからも機会があったらまた野球の試合に見に行きます。