経営戦略としてのBCPセミナー
「経営戦略としてのBCM(事業継続マネジメント)セミナー~事業継続力×競争力強化につながるBCP・BCM~」(福岡商工会議所主催)が10月19日、福岡市博多区の同商工会議所で開催され、本学 経済学科の内田浩幸教授が講師を務めました。
同商工会議所の会員企業の経営者、防災・RM担当者らが受講。内田教授は「企業の事業中断はその企業単体だけでなく、多くの関連するビジネスパートナー、サプライヤー、地域社会に多大な影響をおよぼす。そのため事業の継続は経営戦略上、重要な課題となっており、地震など一つの脅威(リスク)だけでなく、様々な不測の事態にも対応できるBCP(事業継続計画)の整備と実効性あるBCM(事業マネジメント)の運用が重要である」と指摘しました。
セミナー参加者から「どのようにすればBCMを組織文化として定着させることができるのか」「BCM構築にかかる時間とコスト、維持するための方策は」など質問が相次ぎました。
本学では2022年度より、学生防災士の育成を目的とした講義を行っており、22度は24名、23年度は約50名が防災士資格を取得する見通しです。