同じ教育現場の視点を活かし 学校現場の業務効率化へ
本学教授が筑紫高校教職員・生徒に“Chat GPT”研修本学の教員が、福岡県立筑紫高等学校の教職員や生徒を対象に、対話型生成AI “Chat GPT”の使い方や実践方法を専門的見地からアドバイスする研修会を行います。
本学は福岡県内を中心に様々な高校と“高大連携”を結び、高校生向けの講義や研修、本学留学生との交流などを実施しています。
筑紫高校と本学は2014年より高大連携を結んでおり、その一環として、近年急速に普及している生成AIを高校の教育現場で活用するための、生成AI活用プロジェクト「Chikushi AI イノベーション(CAI)」を今年10月に筑紫高校と本学が連携して立ち上げました。
プロジェクト打ち合わせの様子
本学では、今年9月に生成AIの使用に関する独自のガイドラインを設け、それに準拠する形で、学修の補助として積極的な活用を呼びかけています。一方、筑紫高校は、本学教授のアドバイスのもと、生成AI利用ガイドラインを策定しています。その上で、県教育委員会に生成AIの利用申請(フィルタリング解除申請)を行っており、今後本格的に教育活動に取り入れていくことにしています。
今回の研修では、本学のDX推進に携わっているグローバルビジネス学科の吉原さくら教授が講師を務め、生成AIの利活用を推進したい筑紫高校の教職員に向けて、実際に生成AI“Chat GPT”を使って文章を作成したり、校務や授業、進路指導等へ活用するための提案や助言を行う予定です。大学の専門的な知見を活かし、高校の教職員が主体的に共に学び合う、実践的な研修となる予定です。
今後、生成AIを高校の教育現場に本格的に導入することで、教職員の業務効率化と負担軽減、さらに授業の質的向上が期待されます。
来月には希望する生徒を対象に、生成AI利用上の注意点や情報モラルの指導に加え、便利な活用方法を体験できる研修も行う予定です。
【 Chikushi AI イノベーション(CAI)】
研修①教職員対象
日時:11月24日(金)午後2時〜3時
場所:福岡県立筑紫高等学校 会議室(筑紫野市針摺東2-4-1)
参加人数:教職員30人程度
研修②生徒対象
日時:12月8日(金)午後4時10分〜4時40分
場所:福岡県立筑紫高等学校 会議室(予定)
参加人数:未定