【高大連携】本学経済学科 吉原さくら教授が朝倉高等学校進路講演会に登壇しました
7月9日、朝倉高等学校定時制の生徒を対象に行われた進路講演会で、本学経済学科の吉原さくら教授が「AIと共存する?!これからの時代のキャリアについて」をテーマに講演しました。
本学と朝倉高等学校は昨年、高大連携協定を締結しており、今回は連携の一環として、最新の経済状況を踏まえた進路実現について考える機会にしてもらうことを目的に行われました。
定時制の生徒約80人を対象に行われた講演では、まず、ゲームを通して、「思い込みではなく、新しい考えや視点を得ることで問題が楽に解決しやすくなる」ということを実体験していただきました。
また、学校での勉強がどうして苦しいものになってしまいがちであるかの原因にふれ、「勉強をしなければいけないのではなく、生きることを楽にするために学び続けることの大切さ」を伝えました。そして、今後の経済から鑑みた際にさらなる重要となる学びのテーマとして、「国際化」と「技術革新」を挙げ、生成AIを使ったクイズを行うことで新しい技術を身近に感じてもらう機会を設けました。
吉原教授は「AIがどんなに進展しても、人間の力が必要です。AIそのものがAIを作り出したりはしません。AIに上手に学習させるためにも、人間の専門性が必要です。学び続ける人は、仕組みを理解できるので、無駄に恐れることはなく、新しい変化や技術を自分ごととして活用していくことができます。今後どんな進路に進もうとも、自分のために学び続けてください。」とメッセージを送り、生徒に向けて“学び続ける大切さ”を伝え、最後に筑紫高等学校の生徒会長からお礼の言葉が述べられました。