福岡県立玄洋高等学校の生徒が進学対策勉強会を実施
本学で10月5日、福岡県立玄洋高等学校の生徒29人が進学対策勉強会を行いました。大学、短期大学進学希望者を対象に大学施設での学習経験を通し、今後の進路実現に向けた意識を高めるのが目的。
高校生は図書館棟の演習室にて、金井昌平副学長による小論文講座を受講。「(大学短大進学用の)エントリーシートは自己の経験や体験に基づくものを基本として書くことが必要。そこから大学でどの学部・学科で何を研究し、どのような仕事に就くのかが明確になります。これからの世の中では仕事に従事するだけではなく、『将来の社会貢献』という視点も見据えて日々努力してほしい」と呼び掛けました。
面接講座を担当した渡邊裕也講師は「面接では意欲やコミュニケーション力、人間性を総合的に評価されるため、自分のどのような力や経験を評価されたいか、『軸』を作っておくことが重要。その軸を基に具体的な表現や自分の強みなどを意識していくことで、“自分らしさ”が伝わりやすくなります。上手く話すことも大切ですが、自分らしさを表現することにも力を入れてください」と語り掛けました。
玄洋高校出身の石丸祐市郎さん(健康スポーツ経営学科3年)による大学生活紹介もありました。大学での講義や先輩の生の声に加えて、学食での昼食体験や施設見学などを通じて、生徒たちは新たな気づきや自らの進路選択について確かな手ごたえを得たようでした。