本学1年の重田幸輝さんが「e Football」の日本代表として「FIFA e World Cup2024」出場
本学経営学科1年の重田幸輝さん(鹿児島高等学校出身、プレーヤーネームSHIGE)は50万人以上が参加した国内大会を勝ち抜き(モバイル部門)、年末開催予定の「FIFA e World Cup2024」に日本代表として初めて出場します。「FIFA e World Cup2024」はFIFAが主催する公式eスポーツ・サッカーの国際大会。出国を直前に控え、大会出場への抱負や「eFootball」に懸ける思いを聞きました。
―世界大会出場が日本サッカー協会(JFA)から正式発表されました。今の心境は
11月の「JFA サッカーe日本代表選抜大会 2024」は“めちゃくちゃ強い人のみの大会”でした。選手の皆様とお会いするのは初めてでしたが、お互いにゲーム歴も長いので「みな知っていました。ああ、あの人かと」。話も合うし、ものすごく楽しかったです。1位になり、信じられない思いでした。
―初の日本代表です
夢がかないました。初の海外大会。ゲームのときは、本物の日本代表のユニフォームを着て、本物のスパイクをはきます。気が引き締まります。大会では、参加18カ国のチームを二つに分けて、戦います。最低でも8試合は戦う予定です。
―世界のつわものが集まります。どう戦いますか
自分自身、メンタルが強いタイプではありません。ゲームで守りに入り、負けることもありました。今回は「絶対に攻めるぞ」という強い気持ちで戦います。「eFootball」は日本人選手が強いので、精一杯頑張ります。
―「eFootball」の魅力とは
自分のやりたいサッカーをできます。リアルサッカーは選手11人の思考がかみあわないこともありますが、「eFootball」では自分が思ったように選手を動かせます。ずっとやってても、おもしろい。オンライン上で練習を繰り返しています。
―いつごろから大会に参加していますか
高校2年のとき初めて出場しました。プロ選手にあこがれました。海外の大きな大会で活躍する姿がとにかくカッコよく感じました。
―ゲームとの出会いはいつですか
幼稚園年長組6歳のとき。ボウリングのゲームを買ってもらって。それが楽しくて。パーフェクトを達成したりして。小学生のときはお父さんとゲームを楽しんでいました。最新作を頼み込んで買ってもらいました。でも、ゲームにはまる私に対して、親は厳しかったです。中学に入ると、ゲームのコントローラーを隠されたこともありました。
―ゲームの才能にいつ気づかれましたか
高校1年のころ。「ゲームを仕事にできたらいいな」と考えていました。高校時代は陸上部に所属し、下宿生活だったので、ゲームはできませんでした。月2回ほど、帰省したときに「家で1日中やってました」。高校2年の栃木国体「eFootball」部門に九州代表として出場しました。3位でした。
※重田さんは現在、日本経済大学陸上部の短距離選手として活躍中
―最近、うれしかったことは
「eFootball」の世界的スーパースター、うでぃさんから連絡が来たことです。うでぃさんの動画をずっと見て、参考にしてきました。自分のプレーを褒めてくれました。本当にうれしかったです。
■参考情報:日本サッカー協会HPより
https://www.jfa.jp/news/00034487