【地域貢献】筑紫野市立天拝小学校の教育活動に学生有志が協力
本学健康スポーツ経営学科とヨット部の学生がボランティアで、本学が教育連携している筑紫野市立天拝小学校の教育活動に参加協力しました。
6月12日から始まったのは、ヨット部の学生による水泳教室支援です。
これは、児童の水慣れや泳力に大きな差が見られ、学年教員だけでは十分な指導ができないということから支援依頼があり、健康スポーツ経営学科講師で、ヨット部部長の今村公彦先生とヨット部の学生有志が協力しました。
天候にも恵まれたプール開きの初日は、3年生と4年生の約50人ずつの授業に参加し、水中での児童の補助やプールサイドからの監視、泳法の見本など児童に寄り添いながら指導を行いました。
水泳教室支援は、今後もヨット部の学生19人で各回2〜3人ずつローテーションで参加し、7月3日まで行う予定です。
また、6月14日には、健康スポーツ経営学科の1・2年生29人が参加して、健康スポーツ経営学科の今村公彦講師、渡邊裕也講師の引率の下、天拝小学校の全校児童によるスポーツテストの支援を行いました。
昨年に続いての取り組みで、今年は握力や立ち幅跳び、状態起こしなど7種目に学生数名ずつを配置し、サポートしました。特に、最後に行われたシャトルランでは、最後まで一生懸命に走る児童の姿に学生からは声援が送られ、体育館の中が一体となっていました。
児童からは「学生と一緒に取り組む授業は楽しい」という声が聞かれ、学生からは「将来、体育教師になりたいので勉強になると思って参加しました。楽しいです」という感想がありました。
今回参加した学生のほとんどが、健康スポーツ経営学科の保健体育の教職課程を履修していて、学校教育や教育環境が多様化しているなかでの今回の教育支援のボランティア活動やサポート経験は、学生にとって将来に繋がる学びの時間となりました。
【天拝小学校と本学の教育連携について】
コミュニティ・スクールである筑紫野市立天拝小学校は、天拝小学校、地域の自治会やPTA、市内近隣の中学校(二日市中学校)・高等学校(福岡県立武蔵台高校・福岡農業高校)、大学(日本経済大学・福岡こども短期大学)等を中心に結成された学校運営協議会・八者懇談会(高田秀郎会長)が主体となり、地域に密着した特色ある教育活動や地域行事、地域連携事業を行なっています。
本学は、天拝小学校学校運営協議会・八者懇談会や筑紫野市教育委員会との教育連携に基づく交流事業、筑紫野市への地域貢献活動の一環で参加協力しています。今回の水泳教室やスポーツテストの支援協力を通じて、本学の学生と天拝小学校児童との交流を深め、地域と大学の連携の絆をより一層強くすることが出来ました。
参考:
コミュニティスクール 筑紫野市立天拝小学校
https://tenpaisyo-21-may.jimdofree.com/
本学教職課程(健康スポーツ経営学科・保健体育の教職課程について)
https://www.jue.ac.jp/department_top/teaching_course