福岡県立玄洋高等学校の3年生が大学進学希望者勉強会のため来学
9月16日、福岡県立玄洋高等学校の3年生のうち大学・短大への進学を希望する生徒34名が本学に来校し、進学希望者勉強会を行いました。
午前中に本学教員が小論文や面接の対策講座を行ったほか、午後からは同校の先生による面接練習や模試を行いました。
冒頭、同校を卒業後、現在はグローバルビジネス学科で学ぶ2年生の荒川美優さんが卒業生を代表して挨拶をしました。荒川さんはこれから自身の進路を実現していく生徒たちにむけ、進路選びや本学でのROSE留学など自身の体験を絡めて「今日、母校の生徒たちに会うことができて、とても懐かしい気持ちで嬉しく思っています。皆さんには”後悔しない道”を選ぶのではなく、自分自身が納得できる道を選んで欲しいと思います。」と語りかけました。
卒業生を代表して挨拶する荒川さん
その後、本学の副学長を務めている経営学科の金井 昌平教授による小論文講座を実施。
講座の中で、入学試験の小論文講座で出題される問題の傾向や、解答で求められている内容について実例を交えて解説しました。
また、同じく経営学科 大塚知弘教授による面接講座では、導入で簡単な心理テストを行ったのち、「面接官が知りたいのは、その人の本音の部分。”己を知り敵を知れば百戦危うからず”というように自己分析と大学ポリシーへの理解を行うことが重要。」と話しました。
金井昌平教授「小論文講座」
大塚知弘教授「面接講座」
閉講式では、本学を卒業して現在は玄洋高校で教員として勤務している前田勇海(まえだ いさみ)さんが生徒たちに挨拶しました。
同校の卒業生でもある前田さんは、挨拶の中で「まずは自分の第一志望を実現できるのが一番なので、それに向けて頑張ってほしい。その上で万が一、思った結果にならなくても、その経験を自分の力に変えることが大事。そのときには、どうか「自分はひとりではない」ということを思い出し、友人や先生など周囲の人の力を借りて。」とエールを送りました。
生徒たちにエールを送る前田勇海さん