【地域貢献】本学地域連携センター長竹川克幸教授が朝倉市・秋月ルネサンス協議会の歴史講演会で講演します。
8月31日(土)、朝倉市・上秋月コミュニティセンターにおいて、本学地域連携センター長を務める経済学科 竹川克幸教授が朝倉市・秋月ルネサンス協議会の歴史講演会で講演します。
この講演会は、朝倉市の主催事業で秋月藩成立400年記念事業・秋月三名君フォーラムプロジェクトの一環で開催されます。秋月三名君とは、高鍋藩藩主の秋月種茂(鶴山)、その弟で米沢藩藩主の上杉鷹山(治憲)、秋月種茂の子で秋月藩藩主の黒田長舒(朝暘)の、秋月・秋月家ゆかりの藩主です。
講演会のテーマは「秋月藩藩校「稽古観」と学問・文化・教育 ~ 黒田長舒公・亀井南冥と『論語御由』を中心に~」についてです。秋月藩藩校「稽古観」の学問教育の系譜や新壱万円札の肖像で近代日本の企業家・渋沢栄一にも影響を与えた論語の注釈書、秋月藩主の黒田長舒と亀井南冥による「論語御由」の出版などについてお話します。
竹川教授は、令和6年7月に文化庁より認定を受けた「朝倉市文化財保存活用地域計画」の策定協議会委員や、嘉麻市文化財保護審議委員会委員、(公財)亀陽文庫・能古博物館の顧問、秋陽会、秋月街道ネットワークの会、女男石会、秋月観光協会などの会員で、かつて秋月藩領であった朝倉市や嘉麻市、秋月藩の歴史・文化ともゆかりが深い先生です。
また、秋月ルネサンス協議会は本学が高大連携している、福岡県立朝倉高等学校の卒業生や史学部OB、朝倉市関係者、秋月地区の地元住民を中心に、朝倉市教育委員会、朝倉市秋月博物館、秋月三名君フォーラム、秋月古文書講読会、秋月観光協会などと連携し、地域の伝統文化の継承と人材育成に向けて、秋月ルネサンス塾を開講するなど活動しています。
そして、伝統的建造物保存地区の城下町秋月には、秋月城跡や武家屋敷、黒門跡、目鏡橋、秋月藩祖黒田長興公を祀る垂裕神社や秋月藩黒田家の菩提寺の古心寺など寺社、古民家・町家建築も残り、本学経営学科卒業生・高木久助氏(十代目)の経営で秋月特産品の本葛を製造・販売する老舗「廣久葛本舗」も観光名所です
ぜひ、この機会に「筑前の小京都」と呼ばれた風光明媚な観光地・秋月の歴史や文化のルーツを楽しく学ぶ講演会、アカデミックな時間旅行に出かけてみませんか。
【参考】
朝倉市・秋月藩成立400年記念シンポジウム(2023年10月15日開催)に本学経済学科・竹川克幸教授が登壇
朝倉市ホームページ・朝倉市文化財保存活用地域計画について
朝倉市文化財保存活用地域計画について | 朝倉市 (asakura.lg.jp)
朝倉市・秋月三名君フォーラムプロジェクト(秋月ルネサンス協議会)
令和6年度 公募型運営委託のイベント【随時更新】 | 朝倉市 (asakura.lg.jp)
朝倉市・秋月博物館
朝倉市秋月博物館【トップページ】 | 朝倉市 (asakura.lg.jp)
廣久葛本舗 十代 高木久助
https://www.kyusukekuzu.jp/
(公財)亀陽文庫・能古博物館
https://nokonoshima-museum.or.jp/