【SDGs特集】
インドネシアの学生と共同授業を行いました
執筆・南島佳奈
日本経済大学には必修単位に地域貢献という授業があります。この授業では地域との交流などを活動内容に含みますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため本来の活動を中止しオンラインでの活動となりました。
本学グローバルビジネス学科の1.2年生は、インドネシアのスラウェシ島マッカサル市にあるUINアラウディン大学の学生と、株式会社WithTheWorld様を通してオンライン国際交流プログラムを行いました。
5つのグループに分かれ、それぞれ1つのSDGsゴールターゲットについて、英語で発表とディスカッションを重ねました。
「ターゲット14、海の豊かさを守ろう」が課題になっていたグループでは、
海のプラスチック汚染問題に注目し、日本ではプラスチック製品の過剰使用が挙げられ、インドネシアは人口のほとんどが海に関わった仕事をしているため海を守ることが人々の生活を守ることに直結していることが大きな課題で挙げられました。
今回のプログラムでは、実際に解決に向けたアクションを起こしてグループで共有し、フィードバックをもらうまでが課題になっていました。
本学生は、マイボトルの使用、ゴミ拾い、プラスチックバックを使用しない生活、食品のオーバーパッキングを避けた商品の購入を実践しました。
今回のプログラムを通して、日本とインドネシア2つの視点から見たことでこれまで漠然としていたビジョンを、私たちの生活に関わる問題であること、小さくても解決に向けた行動が私たちにもできることを明確にすることができました。
今回、このプログラムは初めての取り組みでしたが、実践的な発表やディスカッションを中心にした授業でこれまで以上にSDGsについての理解を深め、さらに異文化理解の役割も担っており、授業へ向けた準備は多くの時間を必要としましたが、とても濃い時間と経験となりました。