学生10人に本学独自のスポーツアナリスト資格を認定
未来のスポーツ指導者育成の施策の1つとして昨年度より始まった「スポーツアナリスト養成課程」を受講した学生10人に本学独自の「JUEスポーツアナリスト資格」の認定証を授与しました。
本学は、2021年に九州の私立大学で唯一、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」の実施機関に認定されています。
授業でも近年のスポーツ界にも導入が進んでいる「スポーツ×DX」にいち早く着目し、学生の更なる競技力向上と未来の指導者になるための学びの1つとして、スポーツにおけるIT等を活用した動作解析やゲーム分析の観点を取り入れてきました。
今年8月に行った養成課程では、映像やデータ、IT機器の活用などスポーツアナリストの基礎の学びを進めてきました。
学生は、集中講義を受けた後、部活動など個々の現場で分析を進め、レポートを提出して今回の認定となりました。
認定式では、松本一朗副学長から学生一人ひとりに認定証が渡された後、「物事のデータを取って分析することは、スポーツに限らず、他のことにも応用することができます。データ分析をして発信できる能力は今後必要になってくるので、ぜひこの学びを続けてください」と激励の言葉が贈られました。
また、学生を代表して、硬式野球部に所属している楠田汰朗さん(健康スポーツ経営学科3年・九州国際大学付属高等学校出身)からは、「日経大が推し進めるDX化をスポーツの現場で活用できる実践的な科学的手法やIT活用を学べ、大学の部活動での競技力向上に役立て、将来指導者になった際にデータを駆使して根拠のある指導をできると思います。この資格を存分に活かし、日経大スポーツにおいてさらに活躍していきたいと思っています」と挨拶を述べました。