選手と観客との一体感、試合観戦から得られる楽しさ
【学生広報編集部】熊本のプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」の試合に行ってきました!文 末次佑奈
10月7日、熊本県立総合体育館で行われた、Bリーグ開幕戦である熊本ヴォルターズvs滋賀レイクスの試合観戦に行ってきました。
熊本ヴォルターズはB2リーグに所属し、熊本を本拠地としているプロバスケットボールチーム。「子どもたちに夢を」「熊本に元気を」「日本一誇りある、強いチームを創る」という熱い想いの下、熊本に誕生し、日々活動しています。
取材を快く許可していただいた福田社長(左から2番目)。
手に持つTシャツは、昨シーズン開催したブラックヴォルフェスで会場全員に配布しました
■試合観戦を通して知るバスケットボールの魅力
今回、私は初めてバスケットボールの試合を観戦しました。コート上で選手たちが繰り広げるプレイに圧倒されました。開幕戦で熊本ヴォルターズは負けてしまいましたが、ダンクシュートやスピード感のあるドリブルなど迫力を感じました。試合を通して、バスケットボールの魅力を感じ、試合を楽しめました。
試合前、シュート練習をするジャメール・マクリーン選手(熊本ヴォルターズ)
テレンス・ウッドベリー選手(熊本ヴォルターズ)のシュート
■バスケットボールが子どもたちに与える夢
今回の取材は西スポOTTO!ゼミに参加する福山雄大さん、國永翔太さんが熊本ヴォルターズの福田拓哉代表取締役社長の講義に参加し取材が決まりました。ゼミに参加した2人からは熊本ヴォルターズはプロスポーツチームの中でも「地域の課題解決に特化」したチームだとお話を聞いていました。熊本ヴォルターズは「子どもたちに夢を」をいう理念を下に、子どもたちにバスケットボール教室や試合への招待など普及活動を行ってきました。
■様々な企画を用意
試合をより一層楽しむことができる様々な企画も用意されていました。サイン入りユニフォームがもらえるプレゼントタイム、試合前に55点目を決める選手を予想する投票など、バスケットボールファンはもちろん、そうでない人にとっても価値のあるプレゼントや特別な瞬間を体験できます。
実際に試合会場に訪れたからこそ参加できる企画が試合観戦をさらに魅力的にしています。
観客と一体となって応援する楽しさとその熱気が私にとって新たな魅力であり、機会があれば、再び試合の観戦をしたいと思います。
バスケットボールの魅力をあらためて発見できた貴重な体験でした。
熊本ヴォルターズチアリーダーズによるパフォーマンス
■ゼミに参加した先輩2人のレポートを紹介します
(福山さん)沖縄で開催されたバスケットボールのワールドカップをテレビで観戦しました。今回、バスケの盛り上がりを会場で体験できたことは貴重な経験になりました。会場で驚いたことはキャッシュレス化の浸透です。熊本ヴォルターズは完全キャッシュレス化に向け、チケットのQR化やキャッシュレス決済に力を入れており、会計や入場に行列ができることなくスムーズに列が進んでいたので、列に並ぶというストレスが解消され、試合観戦を最大限楽しめる工夫を行っていました。
(國永さん)今回、初めてプロバスケットボールの試合を観戦しました。私は撮影の許可をいただき、カメラマン席で撮影することができました。コートのすぐそばで選手のプレイを間近で見ることができ、選手の表情がはっきりと見えました。選手に近いコート側にいたため、観客席とは違った会場全体の雰囲気を感じることができました。試合中、選ばれた観客がフリースローに挑戦する企画がありました。挑戦者がスリーポイントシュートを決めると会場全体が盛り上がり、一体感を感じました。