奇跡の7本指のピアニスト 西川悟平さん トークコンサートを開催
8月2日、今、世界中から注目されているピアニスト 西川悟平さんが本学を訪れ、トークコンサートを開催しました。
西川さんはニューヨークを拠点に活動し、カーネギーホールなどで聴衆を熱狂させているピアニストです。突如ジストニアという難病に侵されながらも、懸命なリハビリの末に7本指で再起を果たし、奇跡の演奏を披露しています。
2021年の「東京2020パラリンピック閉会式」では、大トリを務め、グランドフィナーレを飾りました。
今回のトークコンサートは、今年5月に開催された西川さんのトーク&ピアノチャリティーコンサートで本学吹奏楽部が共演させていただいたご縁がきっかけで、西川さんから本学の学生と交流をしたいというご意向から実現しました。
当日は、本学学生をはじめ、教職員、地元関係者およそ150人が参加。
西川さんがどのようにして世界を回れるまでになったかをニューヨーク生活での実体験を元に話していただくと同時に、話の合間にはピアノ演奏もあり、世界の音色を聴かせていただきました。
西川さんからは、「夢を叶えるためには、イメージすること、口に出すこと、諦めないでコツコツ努力することが大事。運も自分で操作することができるので夢を諦めないでほしい」と学生に向けてエールが送られました。
最後は、本学吹奏楽部と共演で「What a wonderful world」を演奏。
西川さんから、夢を持つこと、そして、夢に向かって一歩踏み出すことの大切さを感じさせてもらった1日となりました。