韓国からの留学生が太宰府市を表敬訪問
韓国からの留学生が太宰府市を表敬訪問
「初めまして、太宰府」-古都大宰府で育てる日韓の絆-
日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築明寿香)の協定校である東西大学(所在地:韓国釜山市、総長:張済国(チャン・ジェグク))からの留学生21名が、4月24日(火)に太宰府市 楠田大蔵市長を表敬訪問いたしました。
東西大学日本SAPプログラムは2017年秋に始まり、今春で2度目となります。今回、太宰府市を表敬訪問する東西大学の留学生は4月に太宰府にやってきたばかり。表敬訪問を通して太宰府市を彼らに知ってもらい、また市民の皆様にも母国を離れて勉学に励む若者の存在を知っていただくよい機会になったに違いありません。
当日は、太宰府市観光案内の動画鑑賞、市長との懇談、東西大学総長のお手紙を太宰府市長に渡し、学生代表が挨拶するなどの交流を行いました。冒頭の太宰府市長による韓国語での挨拶に、学生もたいへん驚いた様子でした。また参加した学生からも太宰府市のお祭りや温泉などについての質問が出ていました。太宰府市は、政治・外交の役所「大宰府(政庁)」が置かれ、大陸からの外交使節なども訪れた東アジアの交流拠点「古都大宰府」で、古くから韓国とのつながりが深く、韓国の扶餘とも姉妹都市を締結して交流を進めている都市です。そのような縁ある土地で、地域に根差した勉学や日本文化体験ができることは彼らにとって貴重な経験になるでしょう。
前回の表敬訪問後には、日本経済大学・東西大学の韓国人留学生が太宰府南小学校へのゲストティーチャーとして招かれるなど地域交流を深めることができました。今回も、この表敬訪問をきっかけとして、地域の皆様と留学生たちとの新たな交流の機会が生まれ、日韓交友を更に深め次世代の日韓の架け橋となる人材が育ってくれることと期待しております。
【東西大学SAPプログラムとは】
正式名は「東西大学校 日本SAP」と言い、SAPとは「Study Abroad Program」の略称。日本同様、若者の内向志向が著しい韓国において、多くの学生に海外で経験を積ませたいという東西大学の熱い思いから生まれたプログラムで、日本の他にアメリカや中国へ学生を毎学期派遣しています。
【掲載情報】PRTIMES(2018年4月25日 11時20分配信)