志免町立志免中学校の生徒が「上級学校訪問」のため来学
9月14日、志免町立志免中学校の2年生35人が上級学校訪問のため本学を訪れました。
上級学校訪問は「総合的な時間に関わる学習」の一環として昨年から行われています。
上級学校訪問では「生徒に大学での学びを体験してもらう」という目的で、商学科で教鞭を執っている上野真二教授、林田芳宏教授による模擬授業を実施しました。
上野教授は「食べ放題のお店の経営〜こんなに食べて大丈夫なの?〜」というテーマのもと、食べ放題店や家計の計算などの身近な例を通じて「会計」や「簿記」、「原価計算」の基本的な考え方を解説しました。
林田教授は「観光業とインバウンド(訪日外国人)」というテーマで観光業について授業を実施しました。
日本が海外からの旅行先として注目を集めていることや、「観光立国」としてインバウンドの取り込みを目指す日本の観光政策について紹介しました。
講義を受けた生徒たちはメモをとりながら真剣に模擬授業を受けていました。
上野真二教授「食べ放題のお店の経営〜こんなに食べて大丈夫なの?〜」
林田芳宏教授「観光業とインバウンド(訪日外国人)」
また、本学卒業生で現在は柳川高等学校で教員をしている山﨑真優来(やまさき まゆら)さんによる講話を実施。山﨑さんは自身が高校・大学での体験や学びを通じて「教員になる」という自身の夢を実現させた経験をもとにキャリア形成について話をしました。
講和の中で山﨑さんは「自分のやりたいことを周りの大人に話すことがきっかけで、アドバイスをもらえたり道が開けたりすることがある。やりたいことがあるなら内に秘めないで信頼できる人に話してみる方がいい。」と呼び掛けました。
中学生に向けて話をする山﨑さん
模擬授業の合間に福岡キャンパスの施設見学を行ったほか、学生食堂でランチを体験しました。
施設見学ではKOROKAN1Fや図書館のほか、英国式庭園「TG Rose Garden」を巡りました。