TG Rose Gardenのコブハクチョウ2羽を岡山県早島町へ譲渡しました
6月19日、本学敷地内にある英国式庭園 TG Rose Gardenで飼育されているコブハクチョウの2羽を岡山県早島町に譲渡するにあたり、お見送りの会を開催しました。
TG Rose Gardenでの白鳥の飼育は、1996年に山口県宇部市のときわ動物園より2羽購入したことが始まりで、最近では3年連続ヒナが孵化しています。今年5月に生まれたヒナを含め16羽の白鳥を飼育していましたが、今回、そのうち2022年に生まれた2羽を譲渡し、岡山県の「早島町ふれあいの森公園」で飼育されることになりました。
本学から他の場所に譲渡するのは初めてです。
早島町ふれあいの森公園では約30年に渡り白鳥を飼育していましたが、去年、一昨年と飼っていた白鳥が老衰のため亡くなりました。
そこで、地域活動をされている“早島さくら千年委員会”から本学に「白鳥を譲ってほしい」と連絡が入り、要望に応える形で今回の運びとなりました。
お見送り会には、早島さくら千年委員会の方をはじめ、TG Rose Gardenに散歩で訪れ、白鳥を可愛がっていた だいいち保育園の園児約20人が参加し、代表して2人の園児から白鳥に感謝の気持ちとお別れの言葉が伝えられました。
また、記念に園児が2羽の白鳥の名付け親となり、メスが「はくちゃん」 オスが「ちょうさん」という名前になりました。
早島さくら千年委員会 世話人代表の林 作治様からは「白鳥がいなくなって地域のみんなが寂しがっていた。今回2羽をいただくことでまたみんなが笑顔になってほしい」というお礼の言葉が述べられました。
(岡山県 早島町ふれあいの森公園での様子)
譲渡された2羽は、会の終了後、岡山県に運ばれ、早島町ふれあいの森公園で新しい生活がスタートしています。