ウクライナ人学生がブリヂストンの春季インターンシップに参加
本学で学んでいるウクライナ人学生7名が、ブリヂストンのインターンシップに参加しました。
インターンシップは2月6日から約2週間、東京の本社などで行われ、タイヤの物流や航空タイヤの技術サービス、デジタル開発部門など4つの部署で受け入れていただきました。
インターンシップは日本で就職を目指しているウクライナ人学生に、日本を代表するグローバル企業であるブリヂストンで「ものづくり」の精神を学び、将来に活かして欲しいと思い、本学が依頼し実現しました。ブリヂストンでのインターンシップは夏季に続いて2回目です。
インターンシップでは、実際に船会社と商談しKPI分析を行ったり、車のデータを表示できるアプリを作成するなど実務的な業務を体験しながら、最終日にはそれぞれが学んだテーマで発表も行いました。
また最終日にお世話になった部署の皆さんから、学生へ色紙のメッセージやプレゼントをいただくなど温かく受け入れていただきました。
【ブリヂストンインターンシップに参加して】
ワレリヤ・リピナ(GタイヤSCMロジスティクス部)
ブリヂストンでの2週間のインターンシップで、私は多くのことを学び、経験することができました。
会社の歴史や物流の基本、特にブリヂストンの物流部門がどのような仕事をしているのかを紹介してもらいました。船会社のプレゼン用の資料を作ったり、船会社との会議で発表したりしました。横浜港とタイヤの倉庫も見学しました。
しかし、私が経験したことの中で最も大事なものは、インターンシップで出会った人たちでしょう。先輩たちは皆、このインターンシップをより面白く、エキサイティングなものにするために、フレンドリーな雰囲気を作り出してくれました。
皆さんは辛抱強く、優しく、そして協力的で、何か困難が生じるたびに助けてくれたり、難しい部分を説明してくれたりしました。
インターンシップに参加して本当に良かったと思います。この経験は、今後に必ず活きていきます。
ワルサヴァ・ボーギ(労務部労務課)
私は労務部で「ブリヂストンでの魅力的な働き方」について研究・検討を行いました。
従業員のヒアリングやディスカッションをして、ブリヂストンでの働き方について提言をしました。インターンシップでは、仕事のリズム、先輩や上司とのコミュニケーション、部署の構造などの特徴について学びました。
様々なことにチャレンジできたことは大きな経験となりました。楽しかったこともたくさんあります。東京の生活も印象に残りましたし、日本語も多いに進歩しました。このインターンシップは大きなインスピレーションになりました。このチャンス、ブリヂストンの皆さんへ心から感謝しております。