なでしこジャパン 遠藤純選手を指導
本学 女子サッカー部の賀谷 英司監督が日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者等表彰を受賞本学 女子サッカー部の賀谷 英司監督が公益財団法人日本スポーツ協会 令和4年度 公認スポーツ指導者等表彰を受賞しました。
公認スポーツ指導者表彰とはスポーツの指導育成や競技の普及振興に尽力し、顕著な功績をおさめた人物に贈られる表彰です。
賀谷監督は、2021年の東京五輪になでしこジャパンのメンバーとして出場した遠藤純選手をJFAアカデミー福島在籍中の2018年〜2019年の2年間指導。選手育成に貢献した功績を讃えられて受賞に至りました。
本学 女子サッカー部は昨年春に創部し、九州を中心に、仙台や埼玉など全国各地のサッカー経験者11人が集まり活動を始めました。
今年で創部2年目を迎え、新たに入部予定の学生もいるなど今後も精力的に活動していきます。
賀谷監督と女子サッカー部の今後の活動にご注目ください。
Interview
【賀谷 英司監督 プロフィール】
1969年生まれ、北海道出身
日本サッカー協会公認ライセンス
A級コーチジェネラル取得
選手歴:鹿島アントラーズ・横浜F・マリノス
京都サンガFC・ベガルタ仙台
指導歴:コンサドーレ札幌・鹿島アントラーズ
中国杭州緑城 U14-17
JFAアカデミー福島女子 U18
Q.表彰を受けての率直な感想は?
A.サッカーの指導者を続けていく中で、選手たちが日本代表「なでしこジャパン」としてベスト8へ進出したことに携われて本当に感謝しています。
また、遠藤選手には私が指導に携わる前の中学時代・高校時代に指導してくれた人もいます。
場所は違ってもみんなで受け継いできた、育ててきたようなところはあるので、今回その中の代表として賞を受け取ることができたように思います。
Q.指導の際に心がけていることは?
A.「選手ファースト」を大事にしていますね。
こちらからあれこれと指示を出すのではなく、選手の考えややりたいことを尊重して本人のいいところを引き出せるような指導を心がけています。例えばミスをしたときでも一方的にこちらから改善策を示すのではなく、選手たち自身で課題を見つけて改善していけるようコミュニケーションをとっています。
自分で考えて行動したという成功体験は、大学生活でも社会に出てからも大切になると思います。学生たちには4年間のうちにそうした力を育んでもらいたいですね。
Q.今後の抱負は?
A.今年の大きな目標は12月に兵庫で行われるインカレへの出場ですね。
昨年はベスト4になったところで負けてしまったのですが、実力のあるチームではあると思います。
今年は新たに有力な部員も加入する予定なので、全国大会への出場を目指して頑張っていきたいと思います!
Q.部活を頑張る学生へのメッセージ
A.常にチャレンジ精神を持って、また、日本経済大学の学生として誇りを持って何事にも取り組むことが大事だと思います。
建学の精神にも「個性の伸展による人生練磨」とありますが、学生たち自身にもそれぞれの個性を活かしてチャレンジしてほしいですね。