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第2弾VOICEプロジェクト ソフトバンクホークス元投手・馬原孝浩氏による講義を実施
6月29日、福岡ソフトバンクホークス元投手の馬原孝浩氏を講師に招き、VOICEプロジェクト「キャリア形成」についての講義を実施しました。
VOICEプロジェクトとは、「みんなの声を集め、みんなに声を届ける」をコンセプトに各分野のトップランナーを招き特別授業などを行う取り組み。
第2弾となる今回のテーマは「日本一球団のエンターテイメントビジネスと、球団運営の最前線を体感せよ!」。7度の日本一を経験した地元福岡のトップチーム「福岡ソフトバンクホークス」の元選手や球団職員などをお招きし、モチベーションの保ち方やキャリア形成、データ分析などについて学んでいます。
前回、講義を行った福岡ソフトバンクホークス元投手の江尻慎太郎氏がMCを務め、馬原氏へのインタビュー形式で授業を進めました。
馬原氏は、2003 年福岡ダイエーホークスに入団後、ストッパーとして活躍し最多セーブのタイ トルを獲得。2015年の引退後、柔道整復師・はり師・きゅう師の国家資格を目指し、2019年3つの国家資格を取得。現在は火の国サラマンダーズでの監督兼GM補佐としての活動とともに全国でセミナー、講演、ケア・トレーニング講習、トレーナー育成等を行われています。
講義では、現役時代クローザーとしてのプレッシャーや責任感、やりがいやWBCに2度出場した時の経験や思いなどについて語りました。馬原氏は、自分自身の故障の経験から「アスリート独自の感覚、更に実績を併せ持ったトレーナーがいれば」と考え、引退後、専門学校に通い国家資格を取得。故障をネガティブに捉えず、逆にチャンスと考え、引退後のキャリアに繋がったと話しました。
講義の中で、江尻氏が学生たちに対して「これまでの経験を考え直すきっかけ」や「辛い経験をどう解決したか」などについて問いかけ、学生が答えるなどディスカッションも交えながら進められました。
最後に、「将来の選択肢を増やすために5年10年スパンで目標を決めて、逆算して動くことが大切」と話し、「本気なって目標を持つこと、好きなことを学び続けることがやりがいや喜びにつながる」と伝えました。
講義終了後、福岡ソフトバンクホークス元投手で本学野球部の金無英コーチが馬原氏に花束を贈呈しました。
次回のVOICEプロジェクトは9月28日(木)に、福岡ソフトバンクホークス元投手の新垣渚氏、攝津正氏をお招きして講義を実施する予定です。