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フランス・グランゼコールと包括的学術協定を締結
学生の交換留学、教員の相互派遣など交流を推進
本学は、フランスのハイレベルな専門家教育機関・グランゼコールのESCクレルモン・ビジネススクールとケッジ・ビジネススクールの2校などと「学術交流協定」及び「学生派遣協定」を締結しました。各スクールとは本協定を皮切りに、学生の交換留学、教員の相互派遣、学術共同プログラムの策定・推進など交流・協力を進めてまいります。
グランゼコールとは、ビジネスやサイエンスなどの分野で、高度な専門知識を学ぶためのフランス独自の高等教育機関です。高校卒業後に2年間グランゼコールの準備課程で勉強し、さらに難易度が高いグランゼコールを受験します。グランゼコールに入学できるのは全学生のわずか5%ほどと言われており、卒業後は幹部候補生などとして働くことができます。
【ESCクレルモン・ビジネススクール ESC Clermont Business School】
1919年にフランス中部のクレルモン・フェランに創立されたビジネスのグランゼコールです。約1700人の学生が在籍し、そのうち35%は外国人というグローバルなスクールです。世界110の大学と提携を結んでいます。また、ESCは200社の企業とネットワークがあり、インターンシップなどを体験することもできます。
【ケッジ・ビジネススクール KEDGE Business School】
ケッジ・ビジネススクールはボルドーとマルセイユの2つの歴史あるスクールが合併して2013年に誕生しました。メインキャンパスはボルドーとマルセイユですが、フランス国内だけでなく中国やアフリカなど11のキャンパスがあり、約14800人の学生が在籍しています。KEDGEでは、マーケテイングやサプライチェーンについて学ぶことができます。
また、グランゼコール以外にも、フランスの西ブルターニュ大学(Université Bretagne Occidentale(UBO))、ブルゴーニュ大学(Université de Bourgogne(IAE Dijon))、コレージュ・ド・パリス(Collège de Paris)とも同様の包括的学術協定を結びました。
本学は、建学の精神「個性の伸展による人生練磨」に則り、世界が求めるグローバル人材を輩出するため、世界26の国・地域の約80校(都築学園グループ海外協定校数)と留学制度を締結しています。新型コロナウイルスの影響で制限されていた渡航が緩和される中で、この度の協定締結により、長期留学を前提とした学生の交換留学、教員の相互派遣、親和性の高い分野で学びのコラボレーション・アクティビティの展開も期待しております。
今後もグローバルな視点で世界各国の学校と提携を結び、ニューノーマルな時代に対応できる“真の国際人”の育成に取り組んでまいります。