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障がい者雇用・支援を進める NPO法人理事長・那部氏 特命教授に就任
ソーシャルビジネス・SDGs学ぶ学生を対象とした特別授業などを実施
本学の特命教授に、障がい者の雇用や支援を進めているNPO法人理事長の那部智史(なべ・さとし)氏が就任しました(2021年9月14日付)。 那部氏は、千葉県富津市で障がい者と一緒に胡蝶蘭を栽培する福祉施設などを運営するNPO法人「AlonAlon(アロンアロン)」の理事長です。「アロンアロン」では、障がい者を雇用し、新たな労働力を作り、胡蝶蘭の栽培・販売を通して障がい者の所得向上を目指されています。 胡蝶蘭は、花市場などを通さず、産地直送で新鮮な状態で購入でき、また花を購入することで、障がい者の所得向上や障がい者支援、企業のCSR活動にもつながります。障がい者の雇用が少ない社会課題を解決しようとする取り組みは、SDGsの目標1「貧困をなくそう」、目標8「働きがいも経済成長も」に通じています。 本学では、社会課題の解決に繋がるSDGsの実現に力を入れており、様々な社会課題をビジネスで解決する「ビジネスアイデアコンテスト」や授業などを行なっています。 また、先日、東京2020パラリンピックが終了し、多様性と調和の実現、共生社会の機運が高まる中で、改めて多様性社会についての理解を深めてもらいたいという思いもあります。 この度の那部氏の就任はその一環として実現したもので、今後、「ソーシャルビジネス」や「リーダーシップ」「SDGs」などの講義の中で、那部氏の特別授業を実施する予定です。