日経大コンテンツ
商学科の学生が日本観光学会の「発表奨励賞」を受賞
9月3日、本学 商学科で学ぶ学生4名が、長崎大学にて開催された令和4年度日本観光学会 九州・沖縄支部大会で「発表奨励賞」を受賞しました。本大会は、観光学についての研究発表や意見交換を行う学術研究集会で、会員の研究促進を目的に開催されています。 今年度は対面とオンラインを組み合わせた、いわゆるハイブリッド形式で実施されました。 今回受賞した学生4名は「イベント・ツーリズムに関する一考察~モバイルアプリの活用を中心に~」というタイトルで発表。イベントツーリズムの課題を解決することを目的として、全国のライブ・音楽フェスの開催情報をまとめたアプリのデザイン方法を提案しました。受賞者からのメッセージ
商学科 3年 芝原 夢佳さん
今回、日本観光学会で、モバイルアプリの活用を中心として、日本と海外の視点からイベントツーリズムに関するプレゼンをさせていただきました。特に商学科「リーダーシップ」の授業(上野先生ご担当)や専門ゼミで学んだことを生かし、チームメンバーをまとめるリーダーシップシップを発揮することができました。
イベントツーリズムについて、グローバルな視点から考えることができました。様々な視点から考え、それぞれの国のニーズを探り出すことが大切だと感じました。グローバルにイベントツーリズムについて考えることができ、とてもよい機会となりました。
また、プレゼンに関しては、質問をいただいたときに、瞬時に回答することの難しさを痛感しました。質問事項をしっかり想定して事前に回答内容を考えておくことの大切さを改めて感じました。 今回の受賞を励みとし、今後更に知識を深め、相手に伝わるプレゼンの仕方を追究していきたいと思います。本当にありがとうございました!
商学科 3年 朴 彩元さん
この度は、日本観光学会九州・沖縄支部大会に参加させていただき、韓国におけるイベントツーリズムの活用の部分の発表を担当しました。3年次編入で観光関連の授業をほとんど履修したこともなく、学会参加するのに心細く不安を感じましたが、先生のご指導の下で発表をしっかり準備することができました。韓国のイベントツーリズムの課題などを整理し、これらの課題に対して対策などを考え有意義な時間を過ごすことができました。
そして、発表練習を繰り返し、自分の足りないところを補う機会となりました。また、多くの発表を拝聴することにより、様々な意見を聞きながら、知見を広げることができました。ひいては日本に留学している私にとって今回の発表を通じて、学会発表の仕方および学術日本語などを勉強することにつながりました。
最後に、 発表奨励賞を与えて下さった日本観光学会九州・沖縄支部、指導してくださった嘉島先生に心より感謝申し上げます。また、力になってくれたチームメンバーの皆様にも感謝の意を表します。
商学科 2年 Putu Yumiko Prasetya Dewiさん
この度は、発表奨励賞という栄誉のある賞をいただき、大変嬉しく光栄だと思っております。
私にとっては、今回は初めての学会発表なので、とても緊張しました。発表時にうまく話せるかどうか不安でたまりませんでした。発表準備で感じたのが、「自分の考えをいかに相手に分かりやすく伝えること」や「自分のプレゼンテーション能力をいかにアップさせること」でした。最も良かったのが、発表前に嘉島先生よりご指導いただき何度もリハサールを行ったことにより、不安な気持ちはだんだん消えていました。
繰り返し練習することにより、プレゼンテーション能力を少しずつ身につけていたと感じており、発表時に全力を尽くし最後までうまくできました。他大学の先生と学生の前でプレゼンをすることは、今まではなかったので、本当に良い経験となり、大変勉強になりました。
また、本学の「地域デザイン研究部」に入ったおかげで自分でもアプリをデザインすることができるという潜在能力に気づきました。これからも引き続き学会に積極的に参加していきたいと思います。