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AI搭載バーチャルアシスタントによる授業支援を開始
本学は、AIの活用によって教育の質の向上と大学教職員の業務時間削減を実現するため、マンガ形式のDX人材育成サービス「MENTER」を提供するWHITE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横山 隆)と4月25日に『教育革新パートナーシップ』を締結いたしました。
また、共同プロジェクトの第1弾として、今年5月より、AI搭載バーチャルアシスタント「T-AI(ティー・エーアイ)」が教員の授業支援を行う授業を実証実験として開始します。
【締結の背景と目的】
昨年はOpen AI社のChatGPTの登場により、様々なシーンでAIが浸透しました。加えて、教育業界においても文部科学省が「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」AI技術の進展や指針等の運用状況などに応じ、対応を適宜見直していくことが重要であると発表しています。
日本経済大学でも学修・教育における生成AIのガイドラインを作成し、学修の補助としてAIを積極的に授業で活用しています。
*https://www.jue.ac.jp/information/generation-ai-guideline/
これまでの授業では、特に大人数の集団授業では、教員の説明を聞くレクチャー型になるため、参加者一人ひとりの参加意欲維持に課題がありました。そこで、今回のプロジェクトでは学生1人に対して、1台のバーチャルアシスタントという構成をとることで教育の質を向上させることができるかどうかを検証します。
授業では、学生一人ひとりの質問をAI搭載バーチャルアシスタント「T-AI(ティー・エーアイ)」が取りまとめ、教員に伝えることで、学習の習得度を高めることができるようになります。また、出席確認や提出物管理などの事務作業を支援することができるという新たな教育環境を作り出すことを目指しています。
5月15日(水)にも福岡キャンパスにてデモ授業を行う予定です。
日本経済大学 都築明寿香学長コメント
ChatGPT等の生成AIの登場により、本学でも生成AIのガイドラインを発表し、積極的な活用を進めてまいりました。生成AIは教育を大きく変える可能性を秘めています。今後、WHITE株式会社と日本経済大学は共同で、生成AIを活用し教育の質を向上するとともに、学校の業務革新を目指してまいります。
【マンガ形式のDX人材育成サービス「MENTER」とは】
マンガ動画コンテンツを使い、クイズ形式で出題された問題を解く、いつでもどこでもパソコンやスマートフォンで隙間時間を使った学習が可能なサービスです。
また、ITスキル診断テストで学習前と学習後にアセスメント(スキルチェック)を行うことで自身の成長やスキルの習得状況を体感することができます。
現在、全国の企業約100社以上で導入されています。